F1のアメリカGPを前に、英国企業のセントロニクス・ホールディングス社(Sentronics Holdings Ltd)が、超音波式燃料流量センサーの独占供給業者であるアレングラ社(Allengra GmbH)を相手取り、連邦裁判所に提訴した。セントロニクスは2018年から2025年までFIAの独占サプライヤーだったが、2026年から2030年までの入札ではドイツの同社が落札した。訴訟はテキサス州西部地区連邦地方裁判所に起こされ、米国特許第11,391,609号の侵害の疑いを巡るものだ。英国側は、ドイツのライバル企業がセントロニクスの特許を持つ位相変調超音波信号技術を不正に使用したと主張している。

セントロニクスはアレングラ社に対して3倍額の損害賠償を求めるとともに、同社が米国内でセンサーを供給することの恒久的な禁止を求めている。緊急の仮差し止め命令の申し立ては行われておらず、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでのレースはアレングラ社のセンサーを使用して実施される見通しだ。なお、FIAは早くも2025年9月17日に、この英国企業から正式な通知を受けていた。
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