「状況が悪くなる一方で、信じられなかった」。キミ・アントネッリは、勝利を手にしかけていたシルバーストンの日曜をこう振り返った。ポールポジションからスタートした18歳は、シャルル・ルクレールとの差をほぼゼロにまで詰めていたが、41周目に左フロントホイールのカバーが外れたことでレースは一変した。2度の緊急ピットインに加え、ダウンフォースを失ったことでトラックリミットを超えてしまい、5秒のペナルティーを科された。さらにマックス・フェルスタッペンのアクシデントで出動したセーフティーカーの影響もあり、このイタリア人ドライバーはポイント圏外の16位に沈んだ。ジョージ・ラッセルに対する40ポイントのリードは25ポイントに縮まった。今季2度目のマシントラブルである。アントネッリは土曜のスプリントを制していたが、日曜は再びマシンに裏切られ、バルセロナを思わせる苦い展開となった。この若き才能は、精神的なプレッシャーに耐え、ベルギーで巻き返すことができるのか。

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「信じられなかった」アントネッリ、シルバーストンで悪夢の展開 誰も予想しなかった英国GP