グランドスラム6度優勝で、ダブルスの元世界ランキング1位のジョー・ソールズベリーが、34歳でプロテニス界から引退した。英国出身の同選手は、全米オープンを引退の舞台に選び、同じく現役生活に区切りをつけることを決めた長年のパートナー、ラジーブ・ラムとのペアで準決勝に進出した。象徴的なことに、2023年にこのペアが歴史に名を刻んだのも、フラッシングメドウだった。全米オープンの男子ダブルスで史上初の3連覇を達成したのである。ソールズベリーは、プロの出場がメジャーで初めて認められた1968年以降のオープン化時代における、英国で最も成功した選手とされている。2020年には全豪オープンでも優勝し、デジレ・クラウチェクとのペアで混合ダブルスのタイトルも2度獲得した。

ソールズベリーは今年前半、大会で感じた精神的なプレッシャーや不安を理由に、ツアーを3カ月間離れていた。決断について説明する中で、同選手は「物心ついたときから、テニスは私の人生に欠かせないものだった。これほど多くの機会、素晴らしい経験、そして数々の成功に恵まれたことを、本当に幸運に思う」と振り返った。最終的にソールズベリーは、ツアー通算17勝を残してコートを去る。その中には、シーズン最終戦のATPファイナルズでの2022年と2023年の連覇も含まれる。
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