エレナ・リバキナがアーサー・アッシュ・スタジアムで行われた全米オープン決勝で、前年覇者のアリーナ・サバレンカを6-4、5-7、6-2で下し、優勝を飾った。サバレンカが99週にわたって守ってきた女子テニス界の頂点の座に終止符を打った。試合時間は2時間21分。カザフスタン出身のリバキナは今季2度目のグランドスラム制覇を果たすとともに、世界ランキング1位の座も手にした。シンシナティ大会の準々決勝でイガ・シフィオンテクとの対戦中に途中棄権を余儀なくされて以降、調子を厳しく問われていたが、米国ハードコートシーズン最大の舞台で、あらゆる懐疑的な見方を封じ込めた。

セリーナ・ウィリアムズの偉業に並ぶ リバキナが全米オープン決勝で前年女王を撃破

試合は統計上、矛盾をはらんだ内容となった。第1セットのファーストサーブ確率はわずか27%にとどまったものの、攻撃的なショットの勢いで6-4と先取した。第2セットは同確率を61%まで引き上げたが、ブレークポイントを生かせず、5-7で落とした。ファイナルセットはリバキナの独壇場だった。2度のブレークを奪い、ベースラインでのラリーを完全に支配。12本目のサービスエースで試合を締めくくった。リバキナは「こんなに大きなことを成し遂げたと分かって目覚めるのは、素晴らしい気分だと思う」と振り返った。これで2026年シーズンは3勝目となる。全米オープン決勝で現役女王を破った選手は、2002年のセリーナ・ウィリアムズ以来となる。一方、敗れたサバレンカは、さらに強くなってコートに戻ってくるとファンに約束した。

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