ユルゲン・クロップに、代表チームの後のキャリアはない。59歳の指揮官はフランクフルトでそう言い切った。同地で2030年ワールドカップまでの契約でドイツ代表監督として紹介された。クロップは、パラグアイに敗れて退任したユリアン・ナーゲルスマンの後を継ぐ。この敗戦で、ドイツは本大会3連敗となった。クロップは前任者より20歳年上だが、長いブランク期間を経て、活力を取り戻して現場に戻ってくる。

ドイツサッカー連盟は、ライプツィヒなど複数のクラブを傘下に持つレッドブル・グループとの間で、異例の形でこの件を決着させた。通常の違約金は発生しない。代わりに100万ユーロが慈善団体に寄付され、ライプツィヒはドイツ代表の3試合を開催する。
クロップに課された使命は、結果だけにとどまらない。ドイツのサッカーを再び特別な出来事と感じさせたいという。「代表チームで、試合後に人々が家路につきながら『本当に最高だった』と思えるようなものをつくりたい」と語った。その実現を支えるのは、ペア・メルテザッカーと、リバプール時代に共に働いたアシスタントたちだ。
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クロップは、このプロジェクトが失敗した場合の補償も一切求めないほどの自信を見せている。この仕事を、自身のキャリアと人生の頂点にしたいと考えている。ヘビーメタルがドイツのスタジアムに帰ってきた。




