ラミン・ヤマルはバルセロナがセルタ・ビーゴに1-0で勝利した一戦で決勝点を挙げたが、ボールがネットを揺らした直後、18歳はピッチに倒れ込んだ。診断結果が確定した。左脚の大腿二頭筋の肉離れだ。バルセロナでの今季は終了となるが、クラブはスペイン代表として2026年W杯に間に合うとみている。
何があったのか
4月22日(水)、バルセロナはカンプ・ノウでセルタ・ビーゴを迎え撃った。前半終了間際、ヤマルは自らPKを獲得し、キッカーを務めた。ボールはゴールネットの奥に突き刺さり、1-0とした。
スポンサーだが、ヤマルは喜ばなかった。ボールを蹴った直後に倒れ込み、左太ももの裏を押さえた。メディカルスタッフがピッチに入り、数分間にわたって処置を受けた。プレー続行はできず、ロニー・バルドグジが代わって投入された。ヤマルは足を引きずりながらトンネルへ下がった。
この夜、負傷したのはヤマルだけではない。ジョアン・カンセロも太ももに打撲を受けて途中交代し、ハンジ・フリック監督は試合終了後、2人の負傷者について対応を迫られることになった。

クラブの見解
試合直後、検査を行う前の段階で、ハンジ・フリック監督は慎重な姿勢を見せた。「明日、ラミンがどうなるか見守るしかない。はっきりした診断が出るだろう。簡単なことではないが、受け入れなければならない。ジョアンも同じだ。深刻な負傷でないことを願う」
ESPNのジェンマ・ソレル記者は、初期の見立てでは肉離れとみられると報じた。そして4月23日(木)、バルセロナは公式声明でこれを認めた。
「検査の結果、トップチームのラミン・ヤマルは左脚のハムストリング(大腿二頭筋)を負傷していることが確認された。選手は保存療法で治療を進める。今季のリーグ戦の残りは欠場するが、ワールドカップには間に合う見込みである」
金曜日、ヘタフェ戦への遠征を前に、フリック監督はより安心感のある言葉を口にした。「彼は初めての筋肉系の負傷から学ぶだろう。W杯には間違いなく間に合うし、さらに強くなって戻ってくる」。ヤマル本人もSNSに投稿した。「最もピッチに立ちたいときにこのケガでプレーできなくなった。言葉では言い表せないほどつらい」
復帰までの目安
復帰までの期間は、肉離れの重症度によって変わる。
* 1度 - 1~3週間。W杯には十分に間に合う。
* 2度 - 4~8週間。グループステージ初戦は欠場の可能性があるが、決勝トーナメントには復帰できる。
* 3度 - 3~6カ月。W杯出場は完全に絶望となる。
バルセロナからの報道では、現実的な離脱期間は4~6週間程度とされており、これは6月中旬から下旬のスペインのグループステージの試合と重なる。6月15日のカーボベルデとの初戦は、負傷から約7週間半後で、間に合う可能性はあるものの、ぎりぎりのスケジュールだ。

バルセロナの損失
バルセロナはラ・リーガでレアル・マドリードに9ポイント差をつけており、優勝はほぼ手中にある。そのため、クラブレベルではヤマルの不在が致命的となることはない。
ただ、5月10日のエル・クラシコと、シーズン最後の残り5試合は欠場する。バルセロナはすでにチャンピオンズリーグ準々決勝でアトレティコ・マドリードに2戦合計3-2で敗退しており、欧州の舞台はもう関係ない。

スペイン代表の懸念
こちらのほうが、より繊細な問題だ。ヤマルはスペイン代表の中心選手で、代表25試合で6ゴール11アシストを記録している。16歳(決勝前日に17歳となった)でユーロ2024制覇に決定的な役割を果たし、大会の最優秀若手選手賞を受賞した。今回が初のW杯になるはずだった。
スペインはグループHに入っている。
* カーボベルデ - 6月15日、アトランタ・スタジアム
* サウジアラビア - 6月21日、アトランタ・スタジアム
* ウルグアイ - 6月26日、グアダラハラ・スタジアム(メキシコ、サポパン)
スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、初戦で賭けに出る必要はない。バルセロナの公式見解は、ヤマルが大会に間に合うというものだ。問題は、第1節で万全のキレを取り戻しているか、それとも第2節か第3節にならないと準備が整わないかだ。
数字で見る今季
ヤマルは今季、全大会45試合で24ゴール18アシストを記録した。2025年のバロンドールではウスマン・デンベレに次ぐ2位で、2026年バロンドールの有力候補の1人でもある。しかも、まだ18歳だ。
バルセロナでの今季は治療台の上で幕を閉じる。だが、W杯は、おそらくそうはならない。




