ジャンニ・インファンティノ会長は、欧州サッカー連盟(UEFA)がW杯のボイコットも辞さない構えを見せたことを受け、W杯の株式を民間投資家に売却する計画の断念を余儀なくされた。真相の解明を求め、イングランドサッカー協会(FA)会長でFIFA副会長を務めるデビー・ヒューイット氏は、FIFA会長に正式な書簡を送り、頓挫した取引に関わるすべての機密文書を、10月15日に予定される理事会までに公開するよう要求した。ヒューイット氏はさらに、米国代表FWフォラリン・バログンに科されていたW杯出場停止処分を解除する決定の裏付けとなる書類についても開示を求めている。この処分は、ドナルド・トランプ米大統領とインファンティノ会長の電話会談の直後、唐突に取り消されたという点が示唆的だ。

FA、インファンティノ会長にFIFAの機密文書の公開を要求

この一件は、FIFAの内部手続きの不透明さをあらためて浮き彫りにした。インファンティノ会長は8月、投資家計画をめぐる手続き上の不備について謝罪し、理事会も調査を行うと約束した。だが、FIFAは誰が実際にその調査を担当しているのかをいまだに明らかにしていない。結局のところ、10月15日の会議で、FIFAの隠された文書がようやく各サッカー統括団体に開示されるかどうかが決まることになる。

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