「コビー・メイヌーは今回のワールドカップで、実に寂しげな姿を見せている」。18歳でEuro 2024の決勝に先発しながら、今大会では1分もプレーする機会を与えられていない10代の選手に対する評価だ。トーマス・トゥヘル監督が完全に構想外としている3選手のひとりである。この冷遇が最も響いたのがノルウェー戦だった。ウイルス感染の影響でデクラン・ライスが45分間しかプレーできない状態になると、指揮官は中盤にエベレチ・エゼ、モーガン・ロジャース、さらには負傷を抱えるリース・ジェームズまで起用した。

6試合で出場0分 コビー・メイヌーへの衝撃的な冷遇

メイヌーは孤立している。ロッカールームから真っ先に出て、チームメートとは別にチームバスへ乗り込む。それでも記者たちはすぐに付け加える。「不貞腐れているわけではない。ただ、少し途方に暮れているように見える」。イングランドがアルゼンチンとの準決勝に備えるなか、この若きスターにとってのアメリカンドリームは、冷たいベンチで過ごす現実となってしまった。

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