メジャーリーグ(MLB)はレギュラーシーズン最後の勝負の月に入ったが、順位表は奇妙な形になっている。「今季の順位表は混沌としており、成功が相次いだというよりも、各チームの凡庸さを映し出している」。9月に入り、数多くの球団が依然としてプレーオフ進出を懸けて争っており、10月に進めないことが決まっているのはエンゼルス、アスレチックス、ナショナルズ、メッツ、ジャイアンツ、ロッキーズの6球団だけだ。残る球団は容赦なく潰し合っている。

ロサンゼルス・ドジャースはナ・リーグ西地区で首位を固めており、ブックメーカーの優勝オッズでも+170の本命だが、プレッシャーは増すばかりだ。スーパースターの大谷翔平は複数の故障と戦っており、球団は故障者リスト入りさせることを検討している。残された時間は少ない。そうしたなか、ア・リーグではタンパベイ・レイズが首位を守っている。故障者が相次ぐニューヨーク・ヤンキースは差を詰めて首位を奪い返そうとしているが、これまでのところ果たせていない。ヤンキースの優勝オッズは+800と堅実だが、順位ではレイズが先行している。

一方、ナ・リーグ中地区ではミルウォーキー・ブルワーズがシカゴ・カブスとの差を広げつつあり、東地区ではアトランタ・ブレーブスがフィラデルフィア・フィリーズをここまで抑えている。プレーオフ進出の現実的な可能性を残すチームは多く、10月の日程はいっそうドラマチックなものになる。ワイルドカードシリーズは9月29日に開幕し、ワールドシリーズの第7戦が行われる場合は10月31日が予定されている。この容赦ない秋が、全体の混乱から抜け出して球界最高の栄冠をつかむのは誰なのかを最終的に明らかにするだろう。
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