プロ生活23年、985試合、グランドスラム3勝。スタン・ワウリンカが41歳でテニス界に別れを告げた。スイス・インドアーズ(バーゼル)でイリ・レヘチカに5-7、6-7(2-7)で敗れた。元世界ランキング3位で、トップ10に267週間在籍した同選手は、ビッグ3の時代に不可能とも思える偉業を成し遂げた。2006年から2022年の間に、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレー以外でグランドスラムを複数回制した唯一の選手となったのだ。スイス出身の同選手は、2014年の全豪オープン、2015年の全仏オープン、2016年の全米オープンで、並み居る強豪を破って頂点に立った。

「どこかで本を閉じなければならない」 ワウリンカが涙の引退

「キャリアで私が望んだのは、すべてを出し切り、後悔を残さず、常に戦い、どの試合でも100%を尽くすことだけだった」とワウリンカは語った。「もちろん涙は出る。もちろん明日は二日酔いのような気分になるだろう。でも、どこかで本を閉じなければならない」と、感極まった引退セレモニーで胸の内を明かした。ノバク・ジョコビッチは同選手をレジェンドとたたえた。「スタンは素晴らしいキャリアを築いた。コート上での競争心、才能、強さ、パワー、正確さ、すべてを備えていた」とジョコビッチは語った。

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